今日は、リハビリ事業でよくある「失敗ケース」についてお伝えしますが、一番多い失敗ケースは何だと思いますか?
それは、
です。
院長や事務長はリハビリの専門外ですから、リハビリのことはリハビリ職が一番よく知っているだろうと思っています。確かにそれは間違いではありません。
しかし、それは「患者様へのリハビリ」に限った話です。
リハビリ事業を成功させるには「6つのステップ」を踏まなければなりません。そこには、市場調査や採用活動や集客もあります。
私はこの業界に25年以上いますが、市場調査ができて、採用活動もできて、集客もできる。そんなリハビリ職に会ったことはありません。たぶん、そんな人はいません。
それは当然で、リハビリ職は医師や看護師同様、リハビリの専門職だからです。市場調査なんてやったことがないですし、リハビリ事業に市場調査をしなければならないこと自体を知りません。
リハビリ職にリハビリ事業を任せてしまった結果、利用者が思ったように集まらず、収益的にはトントンかもしくは赤字…というリハビリ事業が本当に数多くあります。
ある訪問リハビリの失敗ケース
例えば、これは実際にあったケースです。ある病院が訪問リハビリを始めました。なんとなく地域のニーズは高いと思っていましたし、外来患者で訪問リハビリを希望する方も多くおられました。
そこで、院長はリハビリ職を1名採用し、新たに訪問リハビリをスタートすることになりました。採用したリハビリ職は、以前の勤務先でも訪問リハビリを担当しており、「これは安心して任せられる」と思っていました。
しかし、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても利用者は増えません。
そこでこのリハビリ職に「なぜ利用者が増えないのか?」と聞いても、

「わかりません」
「ケアマネからの紹介がないんです」
しか言わないのです。
そこで院長は「近隣のケアマネージャーに挨拶に行ったらどうか」と進言しましたが、「リハビリ職はそのようなことをするのが仕事じゃありません」と拒否的な態度を取られました。
それから半年が経っても利用者が増えることはなく、結局、訪問リハビリをやめてしまいました。
実はこのようなケースは本当にたくさんあります。
いや、むしろ私のところに相談に来られるケースのほとんどが、このリハビリ職任せにしてしまったというケースです。
つまり、「リハビリ職に任せ」にした時点でほぼ負け試合なんです。
勝ちパターンを、押さえよう
では、どのようにすれば「勝ちパターン」に持っていけるんでしょうか?
それは、リハビリ事業が成功するための6つのステップを踏んでいくことです。言い換えれば、この6つのやり方さえ知ればリハビリ事業は成功できる、ということなんですね。
その6つとは次の通りです。
リハビリ事業成功の6ステップ
- 市場調査
- 報酬制度の理解
- 採用活動
- 集客
- マネージメント
- 教育
になりますが、これはリハビリ事業に限らず、今後、皆さんの病院が何か新しいことをする時に必ず使えるスキルでもあります。
リハビリ事業をリハビリ職任せにしないこと。まず、絶対にこれだけは守ってください。